HOMELAND シーズン2第10話壊れた心

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ナージルを確保できなかったが爆破テロを食い止め、CIAは祝杯ムード。ブロディは免責を約束され家族の元に戻る。そこにナジールからキャリーを拘束したとの電話が入る。

遂に裏切りがバレたブロディ。
家族を拉致した方がブロディには効きそうだけど、セーフハウスにいるから難しい。
じゃあキャリーでってことか。
ナジールの要求はウォルデン副大統領が付けているペースメーカーの製品番号。

なぜブロディはCIAに報告しないのか？
製品番号を知りたいということは副大統領の命を狙っているということ。
副大統領かキャリーか、エスティースでなくともCIAは副大統領を選ぶでしょう。
ブロディにとっては副大統領よりキャリーが大事。
副大統領は憎しみの対象でしかない。アイサを殺したも同然の男だから。
しかし要求をのんだところで結局キャリーは殺される。
だから製品番号を渡す前にキャリーの解放にこだわった。
アイサに誓う。ナジールとブロディが共有する悲しみアイサ。
ナジールはブロディに愛情を感じている、その彼がアイサに誓って必死に懇願する。
ナジールは何か心が動かされるものがあったのか。

突然、苦しみだすウォルデン副大統領。
ナジールの手下が製品番号からペースメーカーの無線にアクセスして誤動作させたんですね。心臓が悪いウォルデンを直接手を下さずに殺す。
こんなこと出来ちゃうんだ。悪用されないのかな。
そういえば携帯電話がペースメーカーを狂わす危険って電車内でもアナウンスされてますね。
ブロディは本心を副大統領に話した。
それはもう死ぬことがわかっているから。
学校への空爆によりアイサは死んだ。その空爆を命令したのは副大統領。
ナジールが副大統領を殺したけど、テロリストに加担したブロディ自身が殺したようなもの。
キャリーを助けるため？
それもあるけどブロディの意志でもあった。
電話をしようとする副大統領を阻むブロディは、完全にテロリストそのものでしたね。

CIAは何故ブロディを暗殺しようとするのか。
ブロディは学校への空爆を知っている。それは表に出ては困る情報。
だから秘密工作員であるクインを作戦の指揮官にして、ブロディが用済みになったら殺すつもりでいると。
ソールはそれに気がついてしまった。
ソールはエスティースの指示により拘束された？

キャリーはせっかく解放されたのに、また戻った。
もうナジールはいないんじゃなかと思うけど、あの終わり方は気になる。
ペースメーカーを誤動作させた手下が残っているのかな。
キャリーはブロディが副大統領の暗殺に手を貸したことを知っている。
でもそれは自分を助けるため。
副大統領の死を知ったとき、キャリーはCIAに真実を話すのでしょうか。
話したらブロディはテロリストとして捕まる。
話さなくても、ブロディは口封じのためにいずれCIAに殺される（これはまだキャリーは知らない）。
さあキャリーはどうする。

フィンとデイナの話は、副大統領の失脚の切り札的ものになるかと思ったら、結局なにも繋がらなかった。なんだったんだよこの話。
デイナがうざいだけで本筋にも繋がらず、何の意味があったのか。
妻ジェシカはマイクと不倫しても何の最悪感もない。
妻が不倫するのはブロディにも責任あるから仕方ないけど、デイナお前はなんなんだよ。
自分がしでかしたくせにコイツって奴は・・・。
もうこの家族は終わりそうだ。別れそうな予感。

ナジールから電話がきたときのブロディの演技は凄かった。
相変わらずキャリーの顔芸も凄いけど（笑）。