THE TUDORS チューダーズ背徳の王冠シーズン2 第7話出会いと別れ

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アンは怪しげな連中に捕まって檻に入れられ、メアリーに見下ろされながら火あぶりにされる夢をみる。英国王ヘンリー8世の愛情を失いそうなアンは、キャサリンとその娘メアリーを亡き者にしないと自分の立場が危うい！とあせる。兄に相談するともっと落ち着け、キャサリンを見習えと諭される。
その様子をまたも侍女が怪しげに見ている。前回も侍女のマァッジが怪しげに見ていましたね。

改革をすすめるクロムウェル、クランマーらは教会や修道院の財産を没収し、次々に閉鎖させていく。
書物は没収され財産も奪われ、家も壊され家畜も奪われもうメチャクチャ。
クランマーとの会食で、クランマーの妻に「まだまだ甘い」と言われて考え込むクロムウェル。今後さらに改革が加速しそうな気配です。
アンはクロムウェルを呼びつけて、不正のなかった教会まで閉鎖されていることについて疑問を呈する。没収した財産の使い道など、政治にまで口出ししてくるアンにクロムウェルは戸惑っている。

アンとヘンリーの獣のようなアハンウフン。フランスが嫁入りの話を断ってきたことで、ヘンリーはフランスを見限って帝国との関係を強くしようと考えている様子。
アンはキャサリンとその娘メアリーを亡き者にするよう悪魔のささやきをする。恐ろしい女やな。
やっぱりシーズン2に入ってから過激さがトーンダウンしましたね。髪の毛をつかんだり爪で引っかいたり、アンが上になったりで動きだけは激しいのですが、肝心なところは見えない。シーズン1では必要ないだろってシーンでもモロ見せまくりだったのに。

チャールズと鹿狩りに出掛けたヘンリーは、鹿狩りを楽しんだ後ジョン・シーモアの屋敷に向う。もてなしを受け昔話に花を咲かせていると、そこに美しい娘が現れる。
シーモアの娘ジェーンに心を奪われたかのような表情のヘンリー。
出ましたジェーン・シーモア。新たな出会い！

一方、最初の王妃キャサリンは病で床に伏している。5年も娘メアリーに会わせてもらえず悲しみにくれる。王や娘に手紙を残し遂に天に召される。ヘンリーや娘に看取られることなく亡くなった可哀想なキャサリン、涙が出そうになりました。最後に夢（幻覚？）で娘に会えて良かったね。。。
2番目の王妃アンはキャサリン死去の知らせを聞いて嬉しそうな顔。悪魔やでこの女。

アンはまた身篭り有頂天！この世の春って感じ。今度こそ男の子を産むつもりでいる。
前回はアンとヘンリーの仲が終わりに近いことを匂わせていましたが、まだ思ったより仲が良いですね。
アンがクロムウェルを呼びつける場面は一見なんてことのないシーンなんですけど、クロムウェルとの確執は後々の出来事に影響を与えることになるんでしょうね。アンの父はクロムウェルと仲良くしておくことが、ブーリン家を守ることに繋がるとわかっているからアンに注意したんだろうけど、有頂天のアンはそれがわかってない。
次回はジェーン・シーモアが王妃の侍女として宮廷にあがります。