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GRIMM/グリムシーズン1第4話誘惑

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人里離れた橋で女性が車に轢かれて死亡した。被害者は身元不明、腕にはガラスの跡がある。運転手によると轢いた直後はまだ息があったと証言、目撃者が1人いたが姿を消している。検死の結果、鼻と口に圧迫痕があり事故後に窒息していた。
指紋から女性はフェイス・コリンズと判明。夫ロイはDV逮捕歴もあるため、ニックとハンクは早速、彼に会いに行く。

昨夜、口論になって出て行ったきり見ていないと夫は証言。足取りを追ってみると、フェイスはバーで飲んだ後1人で外へ。その後、庭の画像を投稿している。
携帯で撮った画像のGPS情報から位置を特定、“キイチゴの家”という宿だとわかる。事件のあった橋からも近い。ニックとハンクはキイチゴの家へ。

宿の経営者キャプラに話しを聞くと、フェイスは部屋と庭を見ていたと証言。その庭を見せてもらうことに。
ハンクは庭でカエルを踏み潰してしまう。悲しそうな顔をするキャプラが一瞬、魔物に変化。そしてニックらが帰った後、カエルを食べてしまった。

ホテルにチェックインした謎の男、カバンの中には大鎌が入っている。一瞬、魔物に顔が変わった。署にやってきて、非番の刑事によって射殺された友人の事件を調査していると説明、その刑事との面会を希望している。
レナード警部の指示により、刑事は不在なので後で連絡すると説明して追い払うと、彼は大人しく帰っていった。

ニックはトレイラーで今日みた魔物について調べる。
結果、ヤギ似の魔物はツィーゲフォルクと判明。別名青髭。この魔物についてモンローに相談すると、特殊な香りを放ち女性をイチコロにする、触られると虜になることがわかった。
事件が起きた街では失踪した女性が多く、すべて未解決。他の街でも大勢失踪していた。17人全員が無事に戻り、そのうち14人が妊娠。鑑定結果で父親が同じ。
キャプラは最近引っ越してきたが、その前の経歴が不明。彼が怪しいと睨んだニックとハンクは宿を張り込む。

キャプラの車に発信機を取り付け、外で張り込んでいると、彼が徒歩で外出する。
ニックはキャプラを追跡、ハンクは宿に侵入してガラスが割れた窓を探す。ハンクはガラスの破片と修理した跡を発見、さらに怪しい地下に行って見ると檻に監禁された女性3人を見つける。しかしガスが充満していたため気を失ってしまう。
外出したキャプラは女性を物色しにバーへ入っていた。ニックはモンローに連絡、手伝ってもらうことに。

謎の男がホテルに戻るとレナード警部が待っていた。彼は怒っていた。
男はひざまつき、グリムへの復讐を訴える。レナードは却下、そして男の大鎌で耳を切り落とし、もう来るなと警告する。

モンローはキャプラのいるバーへ潜入。
キャプラは女性をたくみに口説き、手に触れて虜にしている、そしてキイチゴの家の名刺を渡して帰宅。ニックはハンクの携帯に電話するが連絡とれない。
そこに先ほど口説いていた女性が早速やってくる。ニックは中に入ろうとする女性を外に連れ出して追い返す。
そして宿に侵入、ニックの携帯にかけて、その音を場所を探す。地下の部屋にたどり着いたニックは、ガスを吸ってフラフラのハンクと監禁されている女性らを発見。
その直後、扉がロックされてガスが注入される。
ニックとハンクは2人で体当たりして扉を破るとガスを止めて女性3人を救出。
その間にキャプラは車で逃走してしまった。

しかし車に発信機を付けていたので、追跡してキャプラを追い詰める。
逃走するキャプラは車に轢かれてしまった。重体だが捕まえることが出来て一件落着。一安心のニックとハンク。
応急手当を受けるキャプラ、手当てをする女性が虜に・・・。

いつものようにバーで女を口説いて宿に連れて行ったが、窓から逃げられた。
ガスを吸っていたので逃げている最中も幻覚を見ていた。それで車に跳ねられた。
普段は監禁する女性を殺さないんだけど、自分の犯行がバレてしまう危険があるので窒息死させて証拠を隠滅した。ということですね。
結果、殺してしまったせいでニックにバレちゃったと。
最後に車で轢かれちゃうのは因果応報的ですね。車に敷かれても死ななかったのは魔物だからかな。最後に手当てしている女性が虜にされてたけど、あの後どうなったのか。
あそこで終わちゃうのがまたいいですね。

ちょっと気になるのは何故、檻に入れて監禁していたのでしょう。虜にできるなら普通にヤレるだろうし、監禁する必要ないと思うんだけど・・・。その辺りがよくわからんかった。
食事を3皿用意して与えている場面は不気味でしたね。
気を失って倒れたハンクは携帯が鳴っているのに気が付かない。檻に入れられた女性が必死に手を伸ばして携帯を取ろうとするがギリギリ届かない。この演出は良かったですね。

キャプラとぶつかったとき、ハンクは虜になりそうだった？
てっきりハンクも虜になって～って展開を予想していたんだけどね。
そういえばモンローもバーで監視しているとき虜になりそうでしたね・・・男でも有効なのかなウホッ。
ホテルの客に男同士のカップルと勘違いされる場面もありましたね。あの時ニックが持っていた人形はどんな意味があったのでしょうか。なにか意味ありげだったけど。

モンローがチェロを弾いていましたね。なんか笑ってしまった。
え？おまえそれ弾くの？みたいなニックの顔（笑）。
今回モンローは楽しそうでしたね。スパイごっこで遊んでいる感覚っぽかった。

今回のモチーフはグリム童話の「青ひげ」。
あまりにも血まなぐさい物語のため、初版だけに掲載、その後は削除された童話なんですね。主人公のモデルはジャンヌ・ダルクの戦友ジル・ド・レとされていますが、ヘンリー8世がモデルという説もあるとか。
ちなみにヘンリー8世のドラマ「チューダーズ」も今見ていますが、ドラマでは侍女やらなんやらヤリまくってます。

大鎌を持った謎の魔物が出てきました。彼の友人とは誰のこと？
ハチ、3バカのクマ、オオカミどれも違いますね。マリーおばさんを襲った最初の魔物かな。非番の刑事に射殺されたってことだから、やっぱりそれですね。
レナード警部にひざまづいていた。レナードは相当上位の魔物っぽいですね。ボスキャラなのかな。彼の許可なくグリムを襲っては駄目。そしてあの耳を切る仕打ち。
レナードの目的はなんなのか。今のところニックに手出しをする気配はない。うーむ。
今回はなかなか面白かった。