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GRIMM/グリムシーズン1第6話宿怨

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ハップ・ラッサーという男の自宅が爆発した。本人は偶然にも外に出たところだったので助かった。ニックとハンクは事故、事件の両面から捜査する。先月、ハップの兄も同じ事故で死んでいるが、担当した放火捜査官オーソン警部補は事件性は無いという。

ハップは狼の魔物ブルットバッドでモンローの友達。殺しはせず静かに暮らしている。
ハップの妹アンジェリーナはモンローの元恋人。兄やモンローと違って本能の赴くまま生きている。好戦的、野性味あふれるアンジェリーナだからモンローは別れたのかな。
モンローは一夜だけ本来の姿に戻ってアンジェリーナと楽しでいたけど、あの喰いかすはウサギだったのね。
しかしその隙にハップが殺される。
最初はアンジェリーナを殺そうと家で待ち伏せしていたけど、来なかったので先にハップを殺したんですね。

アンジェリーナの指紋が別の殺人事件の指紋と一致。
狼の魔物ブルットバッドのアンジェリーナは理由もなく楽しむためだけに、豚の魔物バウアーシュヴァインの3兄弟のうち2人を殺した。
残りの1人である放火捜査官オーソン警部補は、復讐するために彼女の兄弟を殺した。
オーソンは事件を担当しているので、証拠を隠滅して事故として処理していた。
ということですね。

どっちも殺しているわけだから、グリムとしては両方とも逮捕するつもりだったのかな。心情的にはオーソンの味方をしたいところだけど、兄弟を殺したアンジェリーナではなく、彼女の兄弟を殺しているからなぁ。情状酌量はないね。
オーソンは怪我を負ったので病院に運ばれたけど、その後逮捕されるのでしょう。
オーソンがアンジェリーナに殺されそうだったので、ニックは彼女の神経の束を攻撃。そのせいでオーソンに撃たれた。
その後どこかに逃げたけど、兄を殺した相手を助けたニックを恨んでいそうだ。
そのうちまた出てくるのかな。
撃たれたけど1発ぐらいなら大丈夫なんでしょうねオオカミだから。

モンローはアンジェリーナの誘いに乗らず、かといって事件の協力もしない。
アンジェリーナは自業自得だけど、同族を殺されたわけだから穏やかではいられない。
まだ彼女を愛している部分もあるのでしょう。でも今のモンローは殺しはせず、抑えて静かに暮らしているので相容れない。
その辺りの葛藤が感じられましたね。
逃亡したアンジェリーナはモンローの家の前まで来たのでしょう。
でも家に入らず去ったと。彼女はまだモンローを愛していたみたいだし、なんかせつないね。

今回の話のモチーフは「3匹の子豚」ですが、豚が狼を殺していくという逆の展開でしたね。豚も3兄弟、狼も3兄弟でした。
豚と狼が戦う最後の舞台となったオーソンの自宅は、何気にレンガでした。
豚がドロ風呂が出てくる場面とかなんのギャグですかあれ。放牧されている豚はいつも泥まみれですよね。泥が好きなのかな豚さんは。
ていうかニック気が付くの遅すぎ。泥まみれの豚さんを立ったまま待たせるなよ（笑）。

しかしアンジェリーナが豚兄弟を殺した事件は、狼の魔物と豚の魔物がお隣同士だったんですよね。そこから既になにかおかしい気がしないでもない。