ボードウォーク・エンパイア シーズン1第5話 バリーグランの夜に

前回なにかに目覚めたマーガレット・シュローダーが行動に出る。それに振り回されるイーノック・“ナッキー”・トンプソンという回でした。あんなにおしとやかで大人しそうな女性がねぇ・・・。女って怖いですねぇ、面倒くさいですねぇ。

ソーダブレッドを作って届けるが、忙しいので軽くあしらわれる。ゴミ箱に捨てる。
口実を作ってナッキー会いに行くも他人行儀な対応される。
おしゃれして会いに行くも多忙を口実に面会すらできない。
あれ食べました？とさりげなく聞くマーガレット怖い（笑）。
受け取ってもいないのに、おいしく頂いきましたと答えるナッキーも酷いけど。
あれはナッキーがどういう反応するか確かめたんだな。
ガレージでビール樽を保管している件とか、正直マーガレットはどうでもいいのでしょう。ただ面会する口実が欲しかっただけで。

しかし急にマーガレットが積極的に攻めてきたことで、逆に面倒くさくなったナッキー。
態度も冷たくなり他人行儀。せっかくおしゃれをしたのに会ってもくれない。下着をビリビリに破いて悔しがるマーガレットさん（笑）。
なんか可愛い（笑）。でもあれお店で盗んだ下着だよね？

ナッキーの態度が冷たくなったことにより逆に火がついた？
ビール樽の件を禁酒法取締役官のオルデンにタレこむ。いやー思い切った手に出ましたねぇ。
最初は適当に聞いていたオルデン。しかし保管している人が市議ジェームズ・ニアリーと聞いて態度が急変。ニアリーがナッキーの部下と知っていながらタレこむマーガレット怖いわー。
ていうかビール樽を運ぶガレージの所有者がニアリーだと知ったからこそ、タレ込んだんでしょうね。禁酒の婦人会どうこうは関係なく、ただナッキーを困らせたいだけ。振り向かせたいだけ。

ナッキーや市長その他、有力者たちの目の前で逮捕されるニアリー。
容疑は酒の輸送・保管。
呆然とするナッキー、次はお前だ的な目で睨みつけるオルセン、なにくわぬ顔で禁酒の婦人会とともに歌を歌うマーガレット。
ナッキーはすぐにタレこみの犯人が誰なのか気が付いたのでしょう。

「ゲームをしている暇はない」と言ってマーガレットと情事に及ぶナッキー。
完全にマーガレットの勝ちですね。
愛も憎しみも紙一重。振り向いてもらうためなら手段を選ばない。
女って怖いわー。
ついに一線を越えた2人。しかし愛人ルーシー・ダンジンガーが黙っていないはず。
女の戦いが始まるのでしょうか。

聖パトリック祭の前日の晩餐会が盛大に行なわれました。
アイルランドにキリスト教を広めたセント・パトリックの命日に行なわれる聖パトリック祭。アイルランド人にとってはクリスマスよりも盛り上がるという最大のイベントです。
クロムウェルがどうのと誰かが言ってましたが、アイルランドを侵略したオリバー・クロムウェルのことですね多分。
ナッキーはアイルランド系の設定なのかな。まぁ見るからにアイルランド系の顔立ちだけど。
弟イーライは演説に失敗して泥酔。イーライからは兄に対する劣等感が垣間見れました。俺だって兄のようにできる！と意気込んで演説に臨んだのでしょう。
泥酔して兄に殴りかかってたけど、演説の失敗だけでなく、日頃の鬱憤など様々な想いがあるんだろうね。

そしてジミーは、顔を傷つけられたパールを看病。
ブラックジャックのような大きな傷が痛々しかった。もう娼婦の仕事はできない。
ジミーの楽しかった昔話を聞いて涙を流すパール。そして目を離した隙に拳銃で自殺してしまった。。。辛いわー。なんとなくこうなるんじゃないかと思ったけど。
ジミーと関わったばっかりに・・・。あまりにも可哀想すぎるよ。
実際あの顔を鏡で見たらそら絶望するわな。
ジミーはアヘン窟へ。廃人になりそうで怖いんだけど大丈夫かな。

そのジミーの内縁の妻アンジェラはお手伝いさんジリアンから、自由になりたいのでは？と言われて否定するものの、何か考えさせられたのかボードウォークの写真屋に入っていきます。ジミーはこの写真屋の亭主とアンジェラの浮気を疑っていたけど、やっぱり何かあったのかな？

今回はルチアーノが出てきませんでした。
ロススタインは野球の八百長の件で、法律に詳しそうな男と相談。このワールドシリーズの八百長事件は有名ですね。
エイブ・アッテルが八百長持ちかけてきたけど断った。これは史実でもそう言われていますね。
市長とか逮捕された議員とか有力者の顔と名前が一致しない。
似たような見た目でこんがらがってきました。

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