THE TUDORS チューダーズ背徳の王冠シーズン2 第8話愛しい人

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ジェーン・シーモアが王妃付き侍女として宮廷入りする。アンは美しいジェーンを見てヘンリー8世のお手がつくのではと警戒している様子。
帝国の大使と宮廷に潜入している男がキャサリンのことを話している。
検死記録を入手して調査したところ、毒を盛られていた可能性があるようだ。

ローマカトリック教会はヘンリーを破門する。
そしてフランス王に英国を攻めさせようとしている。フランス王は断りにくい雰囲気で困っているご様子。
ヘンリーは帝国との同盟を模索。大使によれば、キャサリンの娘メアリーに王位継承権を与えることが条件で、これは譲れない条件だと言う。

ヘンリーは密かにジェーンを呼び出す。そしてジェーンにひざまずいて、しもべにしてくれと頼む（笑）。その話しをジェーンから聞いた父ジョン、兄エドワードは、ジェーンを王妃にすべく画策。簡単に体を許すなと言う兄。父はちょっとのほほんとした感じだが、兄はキレ者っぽい。ブーリン家とは逆な印象。

アンやトマスらブーリン家はシーモア家を警戒している。
ジェーンに嫉妬するアンの心配をよそに、父はヘンリーの息子を産むことに集中しろと諭す。息子さえ生んでしまえばこっちのものだと。

ヘンリーは槍試合に出場。ジェーンにリボンをもらって槍試合に臨む。その姿を凄い形相で睨みつけているトマス・ブーリン。危機感を感じているご様子。ヘンリーは試合で落馬をして意識不明に陥る。
1時間以上経っても目を覚まさないため、宮廷は大混乱。
王が死んだ場合、アン王妃の娘エリザベスが王位継承、アンが後見人、アンの父トマス・ブーリンが護国卿となる。王妃の承認、議会の承認、メアリーへの警戒など、クロムウェル、ブーリンらは大忙し。
アンは教会でヘンリーの無事を祈る。その後ろでクロムウェルも祈っている。
クロムウェルが神に祈るシーンって初めてみた気がする。
突然、ヘンリーが目を覚ます。その後手当てを受けている間ずっとジェーンからもらったリボンを離さない。

ヘンリーはチャールズを使いに出して、ジェーンに手紙と贈り物を届ける。
とても嬉しそうなジェーン。しかし贈り物は返す。焦らす作戦のようだ。それをヘンリーに伝えるチャールズはとても楽しげ。
クロムウェルは同盟の条件の話をまだヘンリーに話していない。
アンという大きな障害があるので慎重に事をするめる必要がある。

ヘンリーはジェーンを呼びだして、そなたの顔が浮かんで目を覚ましたと言う。そしてキスしている最中にアンと鉢合わせ。嫉妬に怒り狂うアンを必死になだめる。
アンは再び流産してしまう。絶望に打ちひしがれるアンとヘンリー。
やっぱり息子が出来ない運命なのか、神の仕打ちなのか、ヘンリーはアンを責め、アンはヘンリーの浮気のせいだと責める。
打ちひしがれるヘンリーはクロムウェルに吐露する。
耳をふさいできたが噂は本当だった、魔女に誘惑されて結婚してしまった、息子が生まれないのは神の罰だ。別の妻をめとる。

やっぱりアンはクロムウェルとの確執がボディブローのように徐々に効いてくる展開になりそうですね。別の妻をめとりたいヘンリー、同盟にはアンが障害。ヘンリーだけでなくクロムウェルにとってもアンはもはや邪魔者でしかない。
今回もアンが男に抱きついている姿を侍女が訝しげに見ていました。毎回ある侍女の訝しげな目線。のちのち侍女の証言で～みたいなシーンが出てくるのかしら。

ヘンリーとアンが宴を催して食事をしているシーンで、アンの命を狙って王宮に潜入している男が給仕をしていましたね。アンの傍に何かを置くカットをわざわざ挿入したあたり、やっぱり彼が流産する薬かなにかを盛ったのでしょうか。てことは前に流産したのも彼の仕業なのかな。

王妃をめぐる争いはブーリン家vsシーモア家の様相を呈してきました。
チャールズはシーモア側、クロムウェルもこのままだとシーモア側になるでしょう。
シーモア家の長男は冷酷でキレ者のようなので、ジェーンを王妃に据えるためならブーリン家のお株を奪うような汚い手も使ってきそうだ。
いよいよもってブーリン家は危機的な状況になりつつあります。
シーズン2になってどんどん面白くなって来てますね。
シーズン1の途中で切ろうかと思ったこともあったけど、見続けて良かった。
次回も楽しみです。