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メンタリストシーズン4第7話点滅するランプ

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連続殺人鬼を追うジェーンらCBIの面々。若い女性を拉致し、ワイヤーで手足を縛って喉を切る。そして目の上に石やガラスなど現場の物を置く。容疑者を8人に絞り込み、リズボンはその中の1人リチャード・ハイバックに目をつける。

今回は連続殺人鬼ということでレッド・ジョンを彷彿とさせましたが、やはり彼がらみの話になりました。
長年の経験からくる洞察力、直感を信じろというジェーンの言葉に従い、リズボンが目をつけたハイバック。結局ハイバックは犯人ではなかったけど、少女の盗撮が趣味の変態ということで、リズボンの勘はあながち外れてもいなかったと。
ハイバック役の人はロストとか他のドラマにちょいちょい出てきますね。いつも怪しげな役で。トムクルーズの親戚なんだっけ？

連続殺人鬼を長いこと追っている男ジェームズ・パンザー。
ジェーンは早い段階で彼が犯人だと確信する。まぁ最初から怪しさ全開でしたけど。
最初の被害者モリーの発表会練習DVDの中で流れていた曲、パンザーのiPodの曲が同じでしたね。
パンザーはモリーの母親を慰めながら、さりげなく体を触っていましたが、あれは無意識の行動なのかな。母親とモリーは似ているから。
生前の娘の映像をじっと見つめる父親はとても悲しげ。その様子を見るジェーンもまた悲しげ。父親の気持ちが痛いほどわかるのでしょう。

クリミナルマインドっぽい事件だなぁと思ったけど、やっぱりFBIが登場。
FBIのダーシー捜査官はザ・シールドで婦警役だった人ですね。あら懐かしい。
BAUじゃねえのかよおい。ホッチやリードは出てこないのかよ。
注目に味をしめて犯行がエスカレートとかクリマイっぽい展開だわー。

パンザーが犯人だと確信したジェーンは、あえて違う犯人を逮捕させる。
犯人を神話化したい、皆に崇められたい。そんなパンザーの気持ちを逆手に取り、犯人はただの変態だったと煽りまくる。そしてボロを出すのを待つ。
いつもならここでボロを出して逮捕って流れなのに今回は違った。
パンザーはジェーンの考えを見破っていたと。
FBIに捜査権を奪われる、ジェーンにはそのあせりもあったのかも。

TVレポーターのカレンがまた出てきましたね。
番組出演を断っていたジェーン。しかしFBIに捜査権を奪われてしまったため、テレビに出てパンザーと対談する。
ここでもジェーンは犯人を貶める発言をしてパンザーの気持ちを揺さぶる。
しかしパンザーもジェーンの狙いがわかっているためボロを出さない。
カメラを見つめるジェーン。
タイトルの点滅するランプってこれのことですね。
この場面でアレを思いついたのでしょう。かつで自分がしでかしたこと。

犯人はレッド・ジョンのように簡単には殺せない。レッド・ジョンはツメが甘い、人格破綻者、素人、過去の人間・・・ジェーンの狙いどおりにレッド・ジョンを煽ってしまったパンザー。
世間的にはレッド・ジョンはジェーンに殺されたことになっているので、何も気にせずにベラベラとしゃべってしまったのでしょう。
かくしてパンザーは殺されてしまった。壁にはレッド・ジョンのマーク。

ジェーンはパンザーが犯人だと確信しているものの証拠がない。煽ってもボロを出さない。法では裁けない。だからレッド・ジョンに殺させたと。
かつてテレビでレッドジョンを煽ってジェーンの家族は殺された。そのときと同じようなやり方で・・・。
レッド・ジョンがジェーンに操られたようにも見えるけど、おそらくジェーンの意図がわかった上で殺したんじゃないかな。
今回は上司のウェインライトが久しぶりに出てきたけど、彼のジェーン評を思い出しました。病的なサイコパス。
パンザーが死んだのでもう連続殺人は起きないんだけど、なんか後味の悪い終わり方でしたね。ちょっとジェーンが怖い。
でも今シーズンではここまでで一番面白かった。