アメリカン・ホラー・ストーリー精神科病棟 第11話 母のぬくもり

修道院長マザー・クラウディアはシスター・ジュードの願いを聞き入れて、ラナをブライヤークリフから助け出そうとする。キットとグレースは赤ん坊から引き離されしまった。スレッドソンは赤ん坊と自白テープの交換を持ちかけてくる。

今回は遂にブラッディ・フェイスの話に決着がつきました。
残りあと2話もあるので、え？もう？って感じでちょっと驚いた。あれもしかして今日で最終回？って勘違いするような展開でしたね。

死んだはずのグレースに何が起こったのか。宇宙人に連れ去られて何をされたのかは部分的にしか憶えていない。
赤ん坊のトーマスは里親に出すため、引き離されてしまった。精神病患者の子供だから当然の処置なのでしょう。

スレッドソンはラナが隠し持っている自白テープを手に入れなければ、自分が連続殺人鬼ブラッディ・フェイスだとバレてしまう。
テープを渡せば、引き離されたキットの赤ん坊を連れ戻し無実も立証する。
そのためにキットがラナを説得してテープを引き渡すよう迫る。
アーデンがブラッディフェイスだったことにするとか酷いなスレッドソン（笑）。
アーデンは行方不明なんですね。
シスター・ユニスと共に火葬されたことは誰も気が付いてないのか・・・。

踊り場の階段で話をしているスレッドソンとキット。
その後ろをブライヤークリフから脱出しようとしているラナと修道院長が通る。
両者が2画面分割で同時進行する演出はなかなか面白かった。
これキットはラナに気が付いていたんだよね？
スレッドソンが振り向きそうなタイミングで自分に引き付けたり、微妙に立ち位置をズラしたりしてたし。
修道院長の手引きにより脱出に成功したラナは警察へ。

自白テープが警察に渡り、スレッドソンはもう逃げられない。
逃亡しようとするスレッドソンに会いにきたラナ。
スレッドソンの子供が宿しているので殺せない。それがわかっているから来たのでしょうね。強い女だわー。
来た理由は恋人だったウェンディ・パイザーの遺体を手に入れるため。
ラナは特ダネが欲しかった。その代償で大事な人ウェンディを失ってしまった。
自分のせいで死んだという自責の念があるのでしょう。
スレッドソンがスイッチを押したとき、また床がパカッと開くのかと思ったわー（笑）。
ラナはスレッドソンを撃ち殺してしまった。
スレッドソンが捕まっても精神異常者だから死刑にはならない。だから自らの手で終止符を打ったと。
その後のラナは普通に生活しているので、正当防衛って扱いになったのでしょう。

現在パートのブラッディフェイスの息子。
出産したばかりの娼婦を呼んで母乳を飲むプレイとか（笑）。
お父さんと同じことするんじゃないよキミは。
娼婦のお姉さんはきょぬうでしたねー。
母は父を愛していなかった、愛していたのは女。そして母は父を殺した。
息子は母のせいで苦しんでいる。母を想う度に凶悪になる。
スレッドソンも息子も母親の愛に飢えていたんですね。
ラナは中絶するつもりだったけど思いとどまった。里子に出すつもりで出産後は赤ん坊に会わなかったけど、粉ミルクを飲まず泣き止まないため母乳をあげた。
泣き声を聞くと母乳が良く出るって現代パートで言ってましたね。
このときのラナはきっといっぱい母乳が出たのでしょう。
息子はこのときの記憶がどこかでかすかに残っているのかな。母のぬくもりが。
ちょっとせつないね。
で、あの娼婦のきょぬう姉さんは殺されちゃったのかな？

記者に追い回されるラナは、同性愛者ってことも世間にバレてるのはなんでだっけ？
スレッドソンのことだけでなく、ブライヤークリフの実態も警察に話すが反応はよくない。
行方不明になっている患者の遺体は怪物のエサになってるからね。
なにも証拠がない。
修道院長から貰ったブライヤークリフの残虐な行為が記されたファイルがあるよね。これが切り札になってくるのかな。
ラナはブライヤークリフの暴露本を出すのかしら。

連続殺人鬼を雇っていたブライヤークリフに対しても記者が騒ぎ立てている。
そして無実のキットは解放。
ブライヤークリフのことを記者に話さない条件で、グレースの解放、赤ん坊も取り戻した。
3人で暮らす家に入るキットとグレースと赤ん坊。
家の中にはキットの妻アルマと赤ん坊が待っていた。いやーこれは驚いた。
妻は死んだ？みたいなことをグレースが言ってたのにね。
プロポーズしちゃったのにどうすんだおい。
キットと妻とグレース、赤ん坊2人の奇妙な生活が始まるのでしょうか。
グレースは息子が人々を変える存在になる、特別な息子って言ってたけど、これがなにかヒントなのでしょうか。

シスター・ジュードは薬漬け？なのか、もはやボケ老人みたいな状態。
ジュードはハワード司祭に好意を抱いていた。だから彼のために頑張っていた。
それなのに裏切られた！そんな思いもあってハワードを罵ったのでしょう。
可愛さ余って憎さ百倍ってところかな。
そしてジュードは独房に監禁。
死亡診断書を偽造して死んだことにしてしまうとか、ハワード黒すぎだろおい。
結構まともな奴だと思ったのに。天然なだけで。
グレースは一度死んでいるのでアーデンが死亡診断書を作っていた。
だからそのまま死んだことにして解放したわけだけど、ジュードの件はキットとその話をしていたときに思いついたのかな。
修道院長はラナを逃がした件でプエルトリコに飛ばされてしまった。
もはやブライヤークリフにジュードの味方は誰もいない。。。うーむ。

今後はブライヤークリフを閉鎖に追い込みたいラナ、それを阻止したい側との話になっていくのかな。そこに監禁されているジュードが絡んでくると。
それと宇宙人。
あの赤ん坊は本当にキットの子なのかな。
得たいのしれない何者かがグレースの股間に突っ込んでいなかった？
もはやわけわかめすぎて宇宙人の話は全く予想がつかない。

相変わらず展開が速くて飽きさせないアメリカンホラーストーリー精神科病棟。
魅力的な主要キャラがどんどん死んでいくんだけど、残り2話も持つのかこれ。
なんて心配しちゃうけど、ここからどう展開していくのか。
いやー楽しみだ。

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