スーパーナチュラル シーズン7第10話 死の扉

リバイアサンとの戦いで頭を撃たれたボビー。死ぬ前に大事なことを伝えたいボビーは、昏睡状態の中、死神に追われながら現実の世界に戻る道を探す、そんなお話です。消したい過去、葬り去った過去こそが現実の世界に戻るための扉だとルーファスから教えてもらったボビーは、過去に深く潜っていきます。
弾丸を撃ちこまれた頭の傷口ドアップから傷ついた頭の中に入っていくグロい描写がありましたが、これはボビーの記憶に視聴者も一緒に入っていく的なそんな演出でしたね。

ハンター仲間ルーファスとの狩り、妻カレンとの言い争い、母と父との食事、サムとディーンとのたわいもない会話、少年時代のディーンとのキャッチボール。
次々にボビーの過去が出てきます。
まるで走馬灯のように。
人は死ぬ間際になると走馬灯のように記憶が頭の中を駆け巡るって言いますよね。
今回はそれを現した話なのかなぁと。

ボビーについて知らなかった過去が次々に出てきました。
妻カレンは子供が欲しかった。でもボビーは望まなかった。
それは何故か、父親は飲んだくれで暴力夫だった。自分も子供に同じことをするのを恐れたから。ボビーの母親は怯えきってましたね。
呪術を使って死神を拘束したりして時間を稼いでいましたが、ようやく消したい過去と向き合ったボビーは遂に目を覚ます。

サムとディーンに伝えたのは「454895」。この数字がなにを意味するのか。
ボビーはディックの社長室みたいな場所で色んな書類を見ていたので、リアイアサンが企んでいる計画に関することなのでしょう。
弾丸はボビーの脳細胞を次々に破壊していく。そして残ったのはサムとディーンとのたわいもない会話。ビールを飲みながらテレビを見てはしゃぐ。
このシーンは見ていて辛かった。せつなすぎる・・・。

その記憶の中のサムとディーンもついに消え去る。
このまま残るのか進むのか、死神に決断を迫られるボビー。
残った場合はおそらく幽霊になるのでしょう。つまり狩られる側になる。
決断する前に終わっちゃったけど、きっと死神とあの世に旅立ったのかな。。。
さよならボビー。

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